有効投票数2,239票。
個人的に2017年の缶コーヒー界は、どことなく例年にない活気のなさが気になってはいたのですが・・・。
そう感じられたのは私だけではないのかもしれませんね。全体に低めな得票数の中、どこ吹く風でしっかりと楽しませてくれた上位3社合計で得票率70%強と票が集中しています。
いやいや、いったいどこから目線だってご指摘は感じつつ・・・、あらためて、当サイトに遊びに来てくださる方々はしっかりぶれない視点をお持ちになられ、本当につくづくお目が高いと思います^^。
それでは、2017年も2016年同様8位から!!。
8位:株式会社ロックス 27票(1.2%)(前回順位なし、0票 0.0%)
2017年初頭にもたらされた驚きの一大トピック!!。
これまでおそらく九州でしか購入できなかったロックス缶コーヒー関東上陸の驚愕情報を元に、胸ときめかせ小田原コロナワールドへ遠征し、我慢できずにその駐車場にて試飲をし感想を書ききったことが昨日のように思い出されます^^。
まあ、そうは言っても、正直微妙な距離の1店のみですからね・・・。それでも、得票数こそ上位には遠く及ばないものの、この敏感さはやはり皆様「お目高」と、生意気ながららも賞賛せざるを得ません^^。
8位:株式会社セコマ 27票(1.2%)(前回順位なし、0票 0.0%)
今や絶滅危惧的存在となってしまった、フルラインアップのオリジナル缶コーヒー群を持つセコマが8位にランクイン!!。
辛うじて近場と言える埼玉県の店舗がじりじりとなくなっていくことに一抹の不安は隠せませんが・・・、例え地盤である北海道だけになってしまったとしても、なんとか存続して欲しいと心から願っております。
7位:ユーシーシー上島珈琲(株) 125票(5.6%)(前回7位、338票 8.1%)
なんとか前回と同じ順位をキープしたものの、なかなか辛く、けして喜んではいられない感じかな・・・。
いや、2017年の国民投票9位の「UCC BEANS & ROASTERS クレームブリュレラテ」や、今やすっかりカフェラテの定番となった「UCC BEANS & ROASTER CAFFE LATTE」、また「UCC BARISTA 濃厚カフェラテ、同キャラメルラテ」等トップクラスの名作は数多くあるんですけどね・・・。
数少ないコンビニやスーパーで購入できるものは良いとしても、今一つ確固たるものがない販売経路だったり、謎多き実質沖縄限定品の数々なんかも含めて、例えロングセラーの名作であっても、得てして「隠れた名作」化しがちなのが同社最大かつ唯一のウィークポイントでしょうね・・・。
6位:キリンビバレッジ株式会社 140票(6.3%)(前回5位、619票 14.8%)
前回から1つ落として6位。
なんでしょう、2017年もコンスタントに新商品を出してはいたように思うのですが、今一つ支持を得きれなかったみたいと言うのが率直な感想で・・・。
神懸かっていた2012年から2014年をピークに、その後じりじりと支持をなくしているような印象があるんですが、実際のところはどうなんでしょうね・・・。
間違いなく総合的に力はある・・・と言うか、かつてきっちりと証明して見せてくれていますので、いつの日かその時点に立ち返っていただけることを強烈に願っております。
5位:株式会社伊藤園 142票(6.3%)(前回1位、671票 16.0%)
前回のチャンピオンがこの位置・・・。
うーん、なんでしょうね・・・。しいて言えば「目新しさ」はなかったかなと言うのと、最早「名作製造機的缶コーヒーメーカー」と言う評価がすっかり定着してしまい、もうもう、このくらいできて当たり前っしょって感じになってしまっているのかなと・・・。まあ、そのくらいしか理由が思いつきません・・・。
特に後者だとしたら結構深刻ですよね、「なら、いったいどうすればいいのよ!!、ダメとわかっているものを挟むのか?」って話になってしまいそうですから・・・。
とは言え、本当に最後発でその評価を確立したのならば、とてつもなく狭い可能性に挑み、驚異的成長をもって成し遂げたと言うことになり、それはそれで最大級の称賛に値しますけどね。
・・・って、まあ実際既にそうか^^。
4位:アサヒ飲料株式会社 152票(6.8%)(前回4位、625票 14.9%)
アサヒ飲料も前回と同順位。
あくまでも個人的印象ではありますが、後半、それもかなり最後の方に結構な勢いの追い上げを見せてくれたものの、その他かなりの期間印象が乏しかったのがこの位置に甘んじた理由ではって気がしてます。
その証拠にとまでは言いませんが、国民投票においても、10月末登録の「WONDA 極 キリマンジャロ100% ボトル缶370g」が10位、9月末登録の「WONDA 炭焼仕込み」が13位。また、18位 「レギュラー」と26位 「ブラック」のいわゆる「おじさんコーヒー」は前年の12月登録ですから、やはりもう少し早くエンジンをかけておけばって印象は否めませんね。
ただ、その「勢い」の総量自体はかなりのものに思えましたので、2018年にはさらなる飛躍があるものと確信していたりもします^^。
3位:コカコーラナショナルビバレッジ(株) 456票(20.4%)(前回3位、631票 15.1%)
さらにコカコーラも前年と同順位。
個人的には、極私的ベストテンの1位「 GEORGIA エアロプレッソカフェラテ」の印象が強く、その一点のみにおいてだけでも上2社に負けてない、なんならチャンピオンではと思うくらいなのですが・・・^^;。
そんなわけのわからない暴言はこのくらいにして・・・。一時の低迷からは完全に脱し、名実ともなった商品が登場すると同時にしかるべき順位が得られるようになってモヤモヤ解消!!、なんだか無性にホッとしていますよ^^。
2018年も今回上位の2社と、見所満点のデッドヒートをきっと繰り広げてくれるだろうと、今からとてつもなく楽しみにしています^^。
2位:ダイドードリンコ株式会社 570票(25.5%)(前回2位、651票 15.6%)
その差7票・・・、対象こそ違えど、今年も惜しくも届かずって感じですね。
でも、その充実ぶりは目覚ましく、比較的少ないながらも強力な新商品の数々はいずれも綺羅星のごとくで、結果として年間通して絶大なインパクトを残してくれました!!。
同時に、トップとの差はその絶対数の少なさなのかなとも言えるのですが・・・。
とは言えですよ、圧倒的に資本力が違う中、全くそんなことを感じさせない戦い方は見事と言うほかなく。通常あまり比べるのは由としないのですが・・・、同じくらいの歴史を持つ某社と比べれば、いかに缶コーヒー好きから絶大なる支持を得ているのか、もしくは必要とされているのか、如実に、また、残酷なまでに浮き彫りとなったように思います!!。
1位:サントリーフーズ株式会社 577票(25.5%)(前回6位、602票 14.4%)
と言うことで、栄えあるチャンピオンの冠はサントリーの頭上に!!!!!!!。
いやもう、あらためて2017年の缶コーヒー界は、サントリーと2位のダイドー、ほんの少し控えめにコカコーラの3社が強力に牽引していた印象が強いですね!!。
特にサントリーは、今回の勝因だとは思うのですが、完全なる缶コーヒー界の盟主らしく年間を通して存分に楽しませてくれましたよね!!。いや、本当逆に、もし撤退してしまったらの恐怖が沸々と沸きあがってくるくらい圧倒的縦横無尽っぷりでした!!。
しかし、この勢いは当面止まらない気がするな。2018年、またそれ以降3連覇4連覇・・・と、自ら止めない限り栄華が続きそうな予感さえあります^^。
冒頭にも書きましたが、あらためて、じわじわと深刻な状況に向かっている気がしてしかたがない缶コーヒー界ではありますが・・・。いやいや、けして、日本人の心に深く根付いたであろう缶コーヒーは不滅だと思いたいです!!。
2018年には、そんなじり貧状況を一気に吹き飛ばすなにかがあることを信じて、そろそろ〆させていただきます!!。
※上記以下全成績 → 10位:株式会社ディーエーシー(8票/0.4%) 11位:アシードブリュー株式会社、美山名水株式会社、株式会社ヤクルト本社(2票/0.1%) 14位:DCMホールディングス株式会社、株式会社エクシード、北海道日高乳業株式会社、富永食品株式会社、山崎製パン株式会社、チチヤス株式会社、日本果実工業株式会社、北海道キヨスク株式会社、イオンディライト株式会社(1票/0.0%) その外は残念ながら得票なしです。
2017年、缶コーヒー国民投票、単品部門の結果はこちらからどうぞ!!。
PS.過去の国民投票の結果はこちらからどうぞ。2016年、2015年、2014年、2013年、2012年、2011年、2010年、2009年、2008年。