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キリンビバレッジ FIRE 直火ブレンド ( 4,441 ) ★★★☆☆

★★★☆☆

 続いてスタンダードタイプの直火ブレンド。

 苦味強めの荒々しさが魅力だったFIREスタンダードタイプが健在か、はたまた変貌を遂げているのか。FIRE 1本目のFIRE 贅沢カフェオレは比較的穏やかなタイプでしたが…、いかに!!。

 結論から申しますと、洗練もいいけど、ザラッとした荒々しさもコーヒーの魅力でしょうと言わんばかりに展開される世界に一瞬気圧されそうになると同時に、そこはかとない懐かしさを感じましたね。現状大手ではTULLY’S COFFEEのブラックと双璧をなすもので、ことミルク砂糖入りとしては、TULLY’S COFFEEブランドが方向性を徐々に変えてきているように見える今、数多ある缶コーヒーブランドの中で唯一無二な特徴的でわかりやすい味わいに、なんだか飲んでいる間中グッときっぱなしでした。

 なんて言っても、そんなFIREの屋台骨を名実ともに支えるのが、FIRE 挽きたて微糖ですから。なぜかって、この、ブランドを代表するものとしては珍しい人工甘味料使用の微糖はですね、復帰後まだ飲んでいないので断言はいたしませんけど、中断前までの味わいを思い出すにこれがまた輪をかけて荒々しかったですからね。いかに人工甘味料の苦味増強効果が凄まじいか、食らえっ!!的に、制御はそこそこ最低限にしてあえて解き放った感じの味わいを持つ同作が、確固たるブランドの中心ってことは、必然と、FIREがそれを求める方々の心の拠り所となっているなによりの証拠でしょう。

 そう言った意味では、またこの、その他コーヒー飲料にはない味わいも、缶コーヒーらしさと言えるはずですね。個人的な考え方はグッと堪え一先ず置いておくとして…、いやむしろ、人工甘味料使用の微糖缶コーヒーこそ、本当に缶コーヒーでしか味わえないものなのかもしれません。そうですよ、もし、今の若い方々が缶コーヒーにはまり始めたとしたら、その数の多さ故、人工甘味料使用微糖こそ缶コーヒーだっ!!って方こそ主流のはずですから、それこそ、そう遠くない未来では、これぞ懐メロ的な缶コーヒーとなっているのではと…、いや、缶コーヒーそのものが絶滅しない限りは間違いなくそうなっているはずです。

 さぞ悲観しているだろうと思われるかもしれませんが…。

 逆、逆、逆。

 良い悪いについては言及いたしませんが、どんな形であれ、缶コーヒー界が続いていくのであればなんら文句もあろうはずがございませんよ!!。むしろ万々歳です!!。

 すいません。いつの間にやら、挽きたて微糖の話になってしまいました…。

 そろそろまとめにかかりますと。今作は、缶コーヒー界全体として見れば十二分に荒々しいけど、FIRE の中で言えば全然入門編の1本として最適。ただ、再三申し上げておきますが、もしこの味わいにはまってしまったら最後。はまればはまるほど、他の選択肢がなくなっていくことを、予めご承知おきくださいますようお願いいたします。くれぐれも、要注意でございますよ!!。

 では、また。

 


直火珈琲
直火BLEND
香ばしいコク
ミルク入り
コーヒー KIRIN COFFEE
HP KIRINFIRE.com
よくふってからお飲みください。
国産
・コーヒーや乳成分が固まる場合がありますが、品質に問題ありません。
・品質情報はこちらから
safety.kirin.co.jp
スチール
あきかんはリサイクル


名称:コーヒー
原材料名:牛乳(生乳(国産))、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、全粉乳、デキストリン / カゼインNa、乳化剤、香料
内容量:185g
JANコード:4 909411 083267
販売者:東京都千代田区神田和泉町1番地 キリンビバレッジ株式会社


栄養成分表示(製品100g当たり)
エネルギー 34kcal
たんぱく質 0.8g
脂質 0.5g
炭水化物 6.5g
食塩相当量 0.13g


登録日:2020年11月24日

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