★★★★☆
前作同様独特のデザインセンスが光るセコマの「GRANDIA キリマンジャロ100%」を、これまたつばめ92号さんより試飲の機会をいただきましたので、早速始めましょう!!。
ちなみに前作の外観はこんな感じ。
しかし、どちらも缶コーヒー界では唯一無二と言って過言じゃないくらいに独特ですよね!!。そもそも「GRANDIA」ブランドはセコマにしかないのでしょうけど、その中でも今作は遠目…なんなら店外からでも確認ができそうです。
ではあらためて、中味の感想へと進みましょう。
若干酸味強めでほのかな甘みを感じるコーヒー感。はたしてこれがキリマンジャロらしいかと言うと、ほんの少ない缶コーヒー以外のコーヒー飲料体験の記憶を懸命に手繰り照らし合わせてみて、らしさはある…かな?って感じ。
そんなコーヒー感を一応中心に、控えめなミルク感と結構な量感のある砂糖の甘みが、とりたてて調和する気もなくわりと奔放に振る舞っている感じがありますね。…?、いやこれ、特に問題とかではないですよ。むしろ往年のスタンダード缶コーヒーが想起されてとても好ましく思います。
もっとはっきりと言ってしまうと、このツッコミどころ満載な、隙だらけの緩さが実に良いんですよ!!。
そう、誤解を恐れず言えば、ことさら「旨いっ!!!!!」みたいな感想にはまったくもって至らないけども、毎日のように飲むには、むしろこのくらいが「丁度良い」んだよなって思うんです。全部が全部そうなったら困るけど、特にコンビニにはこう言う肩の力が抜けきった1本が絶えず一定数あって欲しいと思います。
以後昔話になりますので、ああ、またかよ…って方はトップページとかに戻っていただいて…。
一昔前はこのくらいのがゴロゴロとあって、極々普通の1本だったのに…。現在では、相対的にトップクラスの味わいと言わざるを得なくなってしまうのがちょっと寂しい感じがするんですよね…。高評価は荷が重いと言うか、ハードルを上げに上げて飲まれるのは本意ではなく、むしろマイナスに働いてしまうのではと懸念を抱いてしまう…。そう、なんかのついでとか、まあ、缶コーヒー「でも」飲むかってくらいのテンションの時にこそ本領を発揮するタイプだと思うから、あまり大きく振りかぶりたくないのですが…。
でもしょうがない…。「今作、GRANDIA キリマンジャロ100%は、現代の缶コーヒーを代表する1本です」と言わざるを得ないのが現状って感じでしょう…か。
本当に本意ではないけども…。
では、また。
KILIMANJARO
secoma コーヒー
輝く山という意味を持つキリマンジャロ。酸味と甘みが華やかな味わいです。
北海道豊富町産牛乳使用
グランディア キリマンジャロ100%
国産
スチール
あきかんはリサイクル
名称:コーヒー
原材料名:コーヒー(国内製造)、砂糖、牛乳 / カゼインNa、乳化剤、(一部に乳製品を含む)
内容量:185g
JANコード:4 985908 849766
販売者:株式会社セコマ 札幌市中央区南9条西5丁目パーク9.5ビル
製造者:日本アスパラガス株式会社 北海道岩内郡岩内町字野束22番地3
栄養成分表示 1本(185g)あたり ※推定値
エネルギー 54kcal
たんぱく質 0.9g
脂質 0.3g
炭水化物 12.0g
食塩相当量 0.2g
登録日:2021年1月19日