★★★★☆
自販機の準備中で見かけるやいなや、来た!!、伊藤園伝統のお家芸!!って思ったのだけど…。
直近が若干ひねりの効いた2014年の「TULLY’S COFFEE アーモンドカプチーノ aromacino」で、そのものズバリだと約10年前、2011年の「TULLY’S COFFEE BARISTA’S CHOICE カプチーノ」まで遡らないとないのは意外でした。もっと随時市場にある気がしてたのだけど、実際はそうでもなかったようです。
まあ、いずれにしろ、これまでの経験から言って、名品以上であることは九分九厘間違いなさそうですので、今回ばかりは安心しきって試飲を始めたいと思います。
と言った舌の根も乾かぬうちではありますが…。あら?、今回はこれまでのラインとは若干…いや、結構違うようですよ。いったい、5,いや10年の月日の間になにがあったのか?。とても気になるスタートです。
まず、なにより肝中の肝である「シナモン」部分が違う。「シナモン」と言うよりは「ニッキ」って感じ。元々「シナモン」にあったもの、また、砂糖による甘みがともにかなり後退したことで、「ニッキ」の純粋な風味が鮮烈かつ刺激的に楽しめる味わいへと大きな変貌を遂げ、より「シナモンカプチーノ」の名に相応しく純化した1本だと思います。
元々缶においては孤軍奮闘、唯一無二の存在だった伊藤園の出す「シナモンカプチーノ」ですから、これぞ現代の缶入り「シナモンカプチーノ」だと言うことになんら文句はないんです…。ただ、自分がそうだったように、少なからず往年のファンにとっては、これまでの感覚でいくと意外に面食らう1本じゃないかと思いますよ。特に、あらためてシナモンはスパイスなんだとばかり口いっぱいに広がり支配されていく感覚に、これまでは相当甘やかされてきたんだなと…。
あと、ほぼほぼ偏見ですが、中毒性も高そうな感じ。そもそも現状缶だと伊藤園にしかないし。まだ出始め故か、多くの伊藤園自販機に搭載されているわけではないので、ハマったが最後、今作を求めて彷徨い歩くなんて場面があるかもしれません。と言うことで、それなりの覚悟を持って望まれることを強くお勧めいたします…。
って、すみません。冗談です。
自分の行動範囲内だけかもしれないのですが、ざっと見回した限り、それほどレアな存在でもなさそうですから。「シナモン」もしくは「ニッキ」にピンときた方はもちろん、「缶コーヒーなんてどれを飲んでも同じ」って方も、気軽に飲んでみてはいかがでしょうか。
そこには、缶コーヒーの深遠なる世界が大きな口を開けて…
では、また。
シナモン香る
CAPPUCCINO
コーヒー180g
・開缶後は早めにお飲みください。
加温によるヤケドにご注意ください。
スチール
あきかんはリサイクル
itoen.jp
※写真はイメージです。
シナモンの甘い香りとコーヒーの味わいが広がるカプチーノ。
詳しくはこちらから
国内製造 Coffee Drink with Milk
HOT&COLD
品名:コーヒー
原材料名:牛乳(生乳(日本))、コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、デキストリン、シナモン粉末 / カゼインNa(乳由来)、乳化剤
内容量:180g
JANコード:4 901085 617212
販売者:株式会社 伊藤園 東京都渋谷区本町3-47-10
栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー 36kcal
たんぱく質 1.0g
脂質 0.7g
炭水化物 6.4g
食塩相当量 0.14g
カリウム 111mg
カフェイン 56mg/100ml
登録日:2021年3月14日