50日目(20年度)、20年5月11日(日)

日中は、今日もほぼ終日雨・・・。夕方遅くにやっと止みましたが、時すでに遅しといった感じ、苗たちの雨よけを作る時間はありませんでした。ヤサイ達にあげる予定だった住友液肥も明日に延期です。

と言うことで今日は、カーポート下で種から育てているトマト(大型福寿トマト・レッドオーレ)を苗用ポットに移し替える作業を行いました。手順は、購入した苗を定植する作業とほとんど同じですが、若干の違いもあるので簡単に載せておきます。

移植前のトマト今回移植するトマト達です。写真手前の一つが大型福寿トマト、奥の2つがレッドオーレです。ちなみに、ここまで育ってくれたのは全部で14株、内訳はですね~・・・、ごめんなさい急いで行ったので忘れてしまいました・・・。大型福寿トマトの方が、発芽率がいいな~って思ったのは覚えてます^^;。

移植前のトマトアップでもう一枚、これは大型福寿トマトです。結構育っちゃいましたけど、まだ許容範囲ではないかな~?と・・・^^;。

苗用ポットに不織布それでは作業に入りましょう。まず苗用ポットの底に不織布を適当に切って敷きます。これは、底の穴から土を漏らさないためですから、大きさはホント適当でいいかと思います。

苗用ポットに日向土上記苗用ポットをひゅうが土で満たし、住友液肥を約600倍に薄めたものをたっぷりとかけ、真ん中に穴を掘ります。穴の大きさは適当^^;、後で根っこ部分のサイズに合わせて微調整します。

ここからの作業は、ちょっと写真を撮りながらと言うわけにも行かないので、文章のみでお許し下さい。

まずスプーンを用意します。サイズはティースプーンくらいかな?、素材は何でも良いかと思います。用意したスプーンを使い、ファイルかごに植わっている株を一つずつ、根っこに傷を付けてしまわないよう、ひゅうが土ごと掘り出すイメージですくい上げます。この際、気持ち大きな範囲かつファイルかごの底からすくう様に(隣の株をすくい上げてないようには注意してくださいね)すると良いかと思います。

次にすくい上げた株を、先ほど準備しておいた苗用ポットの穴に置き、埋め戻し、指で軽く押さえるようにして安定させます。地上と地中の境は、元々植わっていた時と同じくらいにしてます。

ちなみに、購入した苗を定植したときは、はじめに根っこを半分くらいに切ってしまいましたが、今回の作業のにおいては切りません。

移植完了最後にもう一度、土を安定させるために住友液肥を約600倍に薄めたものをかけ完了です。この際の注意点は、住友液肥をかける際、ちょっと油断すると上から溢れてしまい、ひゅうが土はもとよりせっかく移植した株も流れてしまう事です。やり直すのも結構萎える作業なので^^、出来るだけゆっくりと注ぐように気をつけてくださいね。

44日目(20年度)、20年5月5日(月)

昨日の快晴から一転、今日は一度もお日様を見ることは出来ませんでした。水やりは、朝方、未だ芽が出てこない丸オクラの新聞紙のみで、外のヤサイ達にはあげていません。

シシリアンルージュトマト(シシリアンルージュ)が早くもここまで開花!!^^。ちなみに外のトマトはまだで、シシリアンルージュのみ全ての株において、少なくとも一つは開花してくれています^^。この種類は生長が早いのかな~?。早速、一つの花房あたり3つ開花している、写真のシシリアンルージュのみトマトトーンを散布しておきました。散布は一つの花房当たり1回だけなので、忘れないように目印をつけておきます。私は、写真のように花房に掛かってる、支柱と株を結ぶバンドを使っていますが、自分でわかれば何でも良いと思います。

トマトトーンお家で使用しているのは写真のようにスプレー状のものです。薄めるタイプもあってお安く、かつ多く作れるんですが、手軽さでこっちを選んでます^^。散布の際気をつけることは、お花以外の茎や葉っぱに、極力液がかからないようにすること。ちなみに私は、あれなんて言うんだろう?、お弁当とかで、おかずを分ける紙?、それに半分まで切り込みを入れて、その切り込みに花房の茎を挟んで散布してます。

トマトに支柱併せて支柱も立てておきました。ん~でも、いずれ必ず立てるものなんだから、ホントはまだ根が広がっていない定植直後にたてておいた方がよかったような気がしますね~・・・。根に傷をつけてしまいそうでちょっと怖かったですがここはもう勢いで、エイッっと^^;。後は、支柱と株をバンドや紐で結ぶんですが、ここでも注意点が2つ、茎と支柱を8の字で結ぶこと、茎が生長することを考えて、あまりきつく結ばないことです。

なすとピーマンに支柱同じ様になすピーマンにも支柱を立てておきました。ちなみに、トマトは1本の茎を伸ばし、その他の脇芽は全て取り除いてしまうんですが、なすとピーマンはちょっとだけ違い、一番花の下の元気の良い脇芽を2本伸ばし、3本仕立てっていうのにするそうです。その辺りは追々、その状況になったら書こうと思います^^。

イチゴの実ついに・・・、イチゴの実が赤く色づき始めました!!!^^。ここまで来てくれれば、真っ赤に熟してくれるのも時間の問題ですよね?^^。

41日目(20年度)、20年5月2日(金)

午前中は晴れ間も覗きましたが午後からはずっと曇り空、夕方からは雨が降り続きました。天気予報ではもうちょっと早くから雨が降るようなことを言っていたけど、どちらにしろ雨降りって事で、今日の水やりは無しにしておきました。

トマトのお花早くもトマトにお花が!!^^、この感じだと日中には開いていたんでしょうね、早速トマトトーンの出番です。あっ、トマトトーンって言うのはですね、細かい事は分からないんですが^^;(詳しくはこちらで)、トマト及びなすの着果促進・果実の肥大促進・熟期の促進といった効果が見込まれる調整剤だそうで、コレを使用する以前はほとんど付かなかった実が、飛躍的に実付きが良くなったという魔法のような調整剤です^^。

作物に影響があるかどうかは正直言って不明な部分もあるんだけど、幅広い場面で使用されているようなので、比較的安心かな~なんて楽観しています。

なにより、全然収穫できないのは辛いしね!^^。

38日目(20年度)、20年4月29日(火)

またまた晴れ、しかも今日はお休み~!ということで、先日来延び延びになってしまっていた苗の定植を行いました。それでは私のおさらいの意味も込めて、下記に定植の流れを載せておきます。

鉢底に不織布を敷く土が底から出てしまわないよう、鉢底に不織布を適当な大きさに切って敷きます。

焼成赤玉土いつもは日向土を使うのですが、今回は予定してなかった事なので予算的にちょっと・・・、全てコスト重視でいきます^^。(たぶん)ジョイフル本田オリジナルの焼成赤玉土です。効果としては焼き固めてあるため崩れてぼろぼろになりにくい(団粒構造が崩れにくい)、雑草の種や雑菌が無いなどがあるようですが、今回はなんといってもそのお値段、1袋290円だったというのが最大の理由です^^。

鉢を土で満たす鉢底に不織布を敷いた鉢を土で満たし、住友液肥を約600倍に薄めたものをたっぷりとかけ、土を落ち着かせます。

穴を掘る真ん中に、苗が植えるための穴を掘ります。この時点で、深さや広さはそんなに深刻に考えなくても良さそうです。実際に苗を定植する際に微調整出来ますからね。

根を洗うここからが結構特殊、かつ重要な点だと思います。苗をポットから取り出し、根っこを傷つけたり切ったりしてしまわないように注意しながら、根っこについた土をキレイに洗い流してしまいます。なぜこうするかと言うと、土の性質の違いのため、うまく根っこが成長しない事があるからというのが理由のようです。

根を半分に切るさらに、キレイに洗った根っこを約半分に切ってしまいます。これには、根っこを切ることによって、そこから細かい根っこが新しく伸び、養分の吸収が活発になり、かえって生長が活発になると言った効果があるそうです。最初はホントにいいのかな~って躊躇しちゃいますが、直になれちゃうと思うのでご安心を^^。

定植完了先ほど掘った穴に、半分に切った根っこを平らに広げ浅めに植え付け、土を戻し手のひらで押さえ安定させます。目安としては、苗用ポットの時の地中と地上の境界線を覚えておき、それと同じ深さに植える感じでいいと思います。浅く植えるのは、細かい根っこを地表近くに広げ、液肥の吸収を良くするためのようです。

なすピーマン定植完了さらにまた住友液肥を約600倍に薄めたものをあげ、土を安定させ定植完了です。ちなみにこちらはなすとピーマン、ピーマンは2株あったんだけど、1株はなぜか茎の途中で折れてしまっていたため、定植するのは止めました。いったいどうしたんでしょう?。

トマト定植完了定植作業全て完了!!。出来るだけ日照時間の長い場所に置き、特にトマトはなんらかの雨よけが出来れば完璧です^^。この後のお世話は、住友液肥を約1週間に1回あげることと、土の表面が乾いてきたらお水をあげること、後はひたすら美味しい野菜が出来るように祈り続ける事です^^。なお、液肥・お水ともに、上げる量の目安は鉢底から流れ出てくるくらいとしています。

33日目(20年度)、20年4月24日(木)

昨日、一昨日の陽気から一転、今日はほぼ終日雨降り、しかも途中で晴れ間が一瞬覗いたり、曇りだったり変化が激しく、何となくストレスのたまる1日でした。朝方、丸オクラの新聞紙だけお水をかけ、外の野菜にはあげていません。

枝豆の本葉日々めざましい生長を遂げてくれている枝豆は、今日もまた少し背が伸び、本葉もさらに開いてくれているようです。順調すぎて怖くなるくらい^^。

というとこで、現在栽培中のヤサイ達についてはここまで、今日はここからが本番?です^^。

お客さんから依頼されたものを探しに寄ったホームセンター(コメリ)で、見つけちゃったんですよ~・・・。ホント絵に描いたような衝動買い!、「どこに置くのよ~」とか後先全く考えず、気がついたらレジでした^^。

シシリアンルージュの苗・・・と言うことで、思わず買ってしまったのは、トマトの苗です^^。シシリアンルージュって言う名前からしてイタリアのトマトかな~?。

シシリアンルージュのラベル何に惹かれたかってこの能書き、だってトマト作りの天才の傑作ですよ~!!^^、買わないわけにはいかないでしょう^^。・・・と、ま~ここまでなら何とでもなるんだけどね・・・。

サマーキッスの苗今まで見たことがないトマトの苗がたくさんあったもので、さらにもう一つ^^;。こちらは、ケチャップなんかで有名なデルモンテの苗、サマーキッスです。

サマーキッスのラベルラベルのアップです。デルモンテのケチャップ自体にはそんな思い入れはないものの、何となくトマト専業みたいなイメージがあるので、どんなものかな~?ってね^^。

サターンの苗まだまだ終わりません^^。ごめんなさい、ちょっと名前を失念してしまったんですが、確かサターンだったと思います。昔懐かしい味って書いてあったのに惹かれたような気がします^^;。

レッドオーレの苗さらに、種から育て中にもかかわらずレッドオーレまで・・・。もはや自分でも何考えていたのか思い出せませんよ^^;。

ピーマンの苗ついでになんて言うと失礼なんだけど、例年苗から育てていて収穫もめざましいピーマン(ごめんなさい、コレも品種を失念・・・、確か京みどり?)と

なすの苗コレまでは種から育てていたんだけど、今ひとつパッとした収穫が出来ていないなすを、今回は苗で買っちゃいました^^。

鉢当然、何の準備もしていないので、慌てて用具も買ってきました。まずは鉢、本来なら素焼きの鉢で行きたいんだけど、今回はコスト重視でプラスチック^^。サイズは10号?、土の容量12リットルか13リットル、1鉢300円くらいだったと思います。

不織布不織布も購入。ホームセンターの農業資材とかのコーナーに売っている、野菜にそのままかけて防霜・保温・虫よけ・鳥よけとして使われるものを流用してます。今回選んだのは、第一ビニール株式会社のまもるくんって商品ですが、特にこれが良いとかおすすめと言ったわけでは無く、不織布であれば何でも良いと思いますよ。ちなみに私がコレを選んだ理由は、農業用に使われるようなものであれば変なものは混ざってないよね~ってくらいです^^。

今日の準備はここまで。さすがに車に入りきらず、土は買えませんでした。どちらにしろ、今は雨も風も強いので定植できないからね、明日か明後日買ってきて、作業は土曜か日曜(お休み出来ると良いな~^^)にゆっくりと行うことにします。

しかしこの、「何とかなるでしょ~!」って性格は良いのか悪いのか悩んじゃいますよ・・・^^。

準備編(20年度)、20年3月23日(日)

今日も1日気持ちが良い位の晴れ^^、しかも念願の終日お休みで、ゆっくりと来年度に向けての新たな準備をする事が出来ました!^^。既存のヤサイ達には朝方住友液肥を約1000倍に薄めてあげてあります。

細かな種まきの様子等は、永田農法日記準備編、もしくは19年度の347日目辺りからに詳しく書いていますので、お手数ですがそれらもご参考にしていただければと思います。

それながら、一応今回の流れを簡単に下記に書き記しておきます

1・プランター、ファイルかごを用意する

プランターについては、特にコレでなくてはというのはありません。種をまくヤサイの大きさを想像してお好きなものを選んで頂ければよろしいかと思います。ただ、再生プラスチックのものは控えた方がイイとの記述を何処かで見かけたため避けるようにしています。”再生プラスチック使用”と書いてあれば良いのですが、書いてない場合、黒っぽいものは再生プラスチックの可能性が高いそうですので、選ばないようにしています。

ファイルかごと言うのは、苗を作るために使うもので、100円ショップに売っているA4の書類を整理するプラスチック製のかごです。特にコレでなくても良いんですが、水はけが良く、なにより安いのでコレを使ってます^^。サイズは特にA4でなくても構わないと思います。

2・不織布を底に敷き、ひゅうが土を入れる

用意したプランターやファイルかごに、土がもれないように不織布を敷きます。不織布は、これもなんでも良いんだと思いますが、私は農業用にホームセンターとかで売っている、おそらく虫除けとか保温用に使うものを、適当なサイズに切って使ってます。

 不織布を敷いた上にひゅうが土を入れて行きます。本当は底から大粒、中粒、小粒のように何種類か入れた方がいいそうなのですが、私はやってません。ひゅうが土の種類が増えると再利用の時に面倒なので細粒一本でやっちゃってます^^。

3・種をまく

ひゅうが土で満たした表面を平らにならし、お水をたっぷりとかけ落ち着かせます。かまぼこ板等で深さ5mm~1cmくらいの溝を作り、その溝へ種をまきます。まき終わったら溝を埋め、新聞紙を表面にかけ、その上からまたたっぷりとお水をかけて完了です。

トマトの苗完了時の様子だけで申し訳ございません。トマト2種類は苗から栽培しよう思うのでファイルかごへ種まき。奥の一つが福寿トマト、手前の2つがレッドオーレです。とりあえず、ファイルかごの在庫によりこれだけ^^。今までの感じだと、トマトはわりと発芽率が良いような気がするんですが、万全を期して今後もうちょっとまいておこうと思ってます。

枝豆と春菊こちらは、黒枝豆春菊です。どちらも、本当は苗から育てた方がいいとは思うんですが、今回は場所の関係でとかなんとか言い訳しつつ^^直まきです。ちなみに芽出し中丸オクラは明日まくことにします。今後芽が出るまで新聞紙が乾いてしまわないように注意しながら毎朝お水をあげ、芽が出たら直ぐに新聞紙を取り、後は通常の永田農法の手順になります。

ビニールハウスお引っ越し何時かの強風で壊れてしまっていたビニールハウスを修復、骨組みを治し、すっかり穴が空いてしまっていたビニールを交換しました。それと共に、現在一番日が当たる時間が長いカーポート下へお引っ越しさせました。