考えてみれば寂しい限りなんだけど・・・、なんとなく、いつにも増して「新しい」ものが少ないなと感じた2017年の缶コーヒー界・・・。
まあ反面、故にと言うか、そこはかとない少数精鋭感があって、はまったものはとことん飲んだ印象があり、10本選定の段階でそれほど迷うことはありませんでした^^。
・・・で、問題はこの先。いやね、いきなりなんですけども、本来この10本すべて1位なんですよ、本当に・・・。
でも、今年もやりましょう、自らにむち打ってGO!!。
それでは10位。
ジェイアール東海パッセンジャーズ “AROMA EXPRESS CAFE コロンビアスプレモブレンド”( PC版・モバイル版 )
ここはわりとすんなり^^;。
とにかく、今作に関しては総合力ですね!!。コーヒー感、ミルク感、甘みの絶妙としか言いようのないバランス。そして、この容量ときたらもう、ジェイアール東海の駅構内でしか買えない以外、非の打ち用なんてあろうはずもございません。
ただ、その類稀なスタンダード感故に、良くも悪くもこの順位と言う考え方もできます。
9位
ダイドー “ダイドーブレンド うまみブレンド THE ICE”( PC版・モバイル版 )
今作は、アイスコーヒーとしてと言うよりは、主にコーヒー+砂糖のみの現時点での決定版としての評価となりますね。
合わせて、今作と同時発売された新しい「うまみブレンド」にて薄まってしまったように感じられたあの独特の風味が、そのシンプルな原材料故、よりギュッと濃縮されたかのように感じられたところも、すこぶる嬉しく、かつ2月登録と不利な状況ながらこの順位に滑り込んだ大きなポイントとも言えそうです^^。
8位
キリン “FIRE アイスコーヒー”( PC版・モバイル版 )
続いても同じアイスコーヒーをうたうこちら!!。
概ねこれまでのアイスコーヒーと言うと、前記「うまみ THE ICE」のようなコーヒー+砂糖のタイプが多い中、今作は珍しい「全部入り」タイプ。
特筆すべきはそのミルクの絡み具合なんですよね。基本はあくまでもアイスコーヒーらしいコーヒー+砂糖の味わいなんですが、そこに薄らとしたミルク感が絡むのか、いや絡まないのかのギリギリさは絶妙と言うほかなくて。本当、素直に、これ好きだなと飲む度口をついて出る1本でした^^。
ただ惜しむらくは、試飲時はヘビロテ確実と思われたものの、私の行動範囲の中だけかもしれませんが、残念ながらあまり見かけなかったため、決意したほどは消費できなかった点ですね。これがなければ、もう少し上を狙えたのは間違いないと思っています。
7位
サントリー “BOSS レインボーマウンテンブレンド 今月のブレンドシリーズ No.1”( PC版・モバイル版 )
なんとなく各社控えめな中、一人気を吐く感じで楽しませ続けてくれたサントリー。その象徴的なキャンペーンとして一つ、レインボーマウンテンブレンド 今月のブレンドシリーズがあるわけなのですが。
本当は全7作ランクインさせてしまうのもやぶさかでないのですけれども、そこはそれ^^;。どれをランクインさせてもいいのですが、なんと言っても、ああ、今年も1年通して楽しませてくれるんだと言うすこぶる高まった高揚感を加味して今作を代表に選んだ次第です^^。
6位
コカコーラ “GEORGIA ミルクコーヒー”( PC版・モバイル版 )
さて困りましたよ・・・。ここから上を並べるのが茨の道過ぎる・・・。
いやもう!!、くどいようですが、特にここから上は実質1位ですからね・・・、と往生際の悪い予防線を張った上の今作・・・^^;。
もう、なにより今作は、名は体を表すそのものな「ミルクコーヒー」っぷりがもう最高なわけですよ!!。名前を含む外観から得られる印象、栓を開けた瞬間漂う香り、そして実際の味わいと、すべてにおいて高まり続ける期待を寸分違わず裏切らない完成度はただただ圧巻でした!!。
なのにこの順位なのはなぜって、取りも直さず「北海道限定」故ですよ!!。そりゃもう、悔しさを通り越して、「なにやってんだ、コカコーラ!!」と怒りがこみ上げてくるくらいですよ^^;。
なんとか辿り着いた、折り返しの5位!!
セコマ “GRANDIA 北海道ミルクブレンドコーヒー”( PC版・モバイル版 )
今作とGEORGIA ミルクコーヒーとの差を分けたものは、ひとえに今作の今時珍しい、時代に刃向かわんばかりに頼もしい甘さ。そしてなにより、減ってはきているものの、北海道と比べたら近い埼玉県で買えるという点に尽きますね。
しかし、各コンビニのオリジナル缶コーヒーが縮小し、いわゆる「コンビニコーヒー」へコーヒー飲料の主役たる地位を移していくのかと暗雲立ちこめる中、一人気を吐く多様なラインアップで楽しませてくれるセコマは、缶コーヒーマニアにとって最後の希望なわけですよ!!。
合併合併等生存競争は熾烈かとは思いますが、なんとか奮闘していただきたいと心から願っています!!。ほとんど売り上げに貢献できないのは心苦しい限りですが・・・。
んんん・・・、何だか根本的に道を誤った感はあるものの・・・、まあ、はい4位!!
サントリー “BOSS とろけるアイスラテ”( PC版・モバイル版 )
ラテとはなっているものの、どちらかと言うと、細々ながら連綿と継承されている、勝手な命名ながら「和み系」の最新作が4位!!。
いやね、あからさまに逃げますよ・・・。ここまでくるとなんでこの順位かなんて論理的な理由なんてありません。直感的により好きってだけです^^;。
ただ今作も、前記「FIRE アイスコーヒー」ほどではないにしろ、販売期間がことのほか短かった印象があって望んだ通りには飲めなかったの気がするのが、惜しくもトップ3を逃すこの順位の理由かもしれません、こじつけも甚だしいですが・・・^^;。
ふー、すいませんがここで小休止。BOSS カフェオレなぞ飲みながら、しばし足りない脳を休めます・・・。
・・・よしいこ!!。
いよいよトップ3!!、3位!!
ダイドー “ダイドーブレンド 新オトナブレンド”( PC版・モバイル版 )
・・・いや、逆かな・・・。
いいや!!。今作が3位!!。
わかってますって、2017年を代表する1本と言えば、大方今作か同じダイドーの「ダイドーブレンド デミタス 甘さ控えた微糖」だろうことは、国民投票、Twitter上や各ブログでの評判等々横目にすれば、いくらアホな私でも容易に想像できます・・・。
そんな中今作を3位、甘さ控えた微糖に至っては圏外にするなんざ、バカアホボケ、このお子ちゃま舌等々の誹りを受けようことは、まあ、100%事実なので甘んじてお受けしましょう^^;。
さらに言い訳を重ねるようでみっともないことこの上なき、云々かんぬん・・・。
この飽和したように見える缶コーヒー界の中で、まだまだ空いたスペースがあったのかと驚くばかりな今作の新しさ、また、それがけして奇をてらったものではなく、むしろ、昔からさもそこにあったかのような、一発目から有無を言わせぬ堂々たる完成度なのですから、いやまあもう、陳腐この上ない表現ではあるけど、ただただ「凄い」としか言いようがないし、今持って実際も口述する2位以上相当に消費しているのは確かなんです。
・・・でも、なんだよなあ・・・。今作は、外多くの方々が1位にするでしょうしね、なにより、まあそんなこんな、「極私的」ベストテンなので、そこは一つ寛大な心でお許しくださいませ^^;。
と言うことで、だいぶ気が楽になった2位!!
ダイドー “ダイドーブレンド ビターカフェショコラ 世界一のバリスタ監修”( PC版・モバイル版 )
そんなこんな3位が決まればあとは簡単、そりゃもうこちとら今作が断固2位っすよ、当たり前っしょ!!。
実際のとこ、その流通の少なさ故、3位の新おとなブレンドはもとより、その下の何本かより今作の消費は少ないわけですよ・・・。
でも、この位置。その好き具合は最早渇望に近く、とにかく見つければできる限り買っておくと言う行動を繰り返していました^^。
得てしてこう言う「デザート系」って、派手で、反面わりと急ぎ足で飽きがきてしまいがちって言うのが多い中、今作は、わかりにくいのですが「日常的に飲めるデザート系」とも言うべきこれまた新ジャンルであり、前記「新おとなブレンド」に勝るとも劣らない革新的な1本だと思っているんです。
・・・なーんて、理論武装めいたことを言ってはみたものの要は99.9%こじつけで・・・。単純に我がお子ちゃま舌にピッタリだったと言うことに尽きますよ、ええ、無茶苦茶美味しかったです^^。
よし、おまえはやった!!、そう、やったんだよ!!な 1位!!
コカコーラ “GEORGIA エアロプレッソ カフェラテ”( PC版・モバイル版 )
正直の告白すると、ここだけはある意味出来レース。相当前の段階・・・、いや、もしかして登録時から今作の1位は決待っていた気がします!!。ここまで散々悩んだと申し上げていたのも10位から2位までのお話ですし、全部1位とするなら、今作はその上のいわば「チャンピオン」。相撲で言うなら大関の上の横綱・・・、くどい!!、とまあ、そんな感じになるわけです^^;。
いやいや、しかし本当によく飲んだ!!。2017年の今作発売以降、人生においてダントツの消費量を誇るBOSS カフェオレと同じかそれ以上に飲みまくりました!!。
ここで中味に関して改めて申し上げることはいたしませんが、この事実だけでいかに個人的嗜好にピッタリとはまったかご理解いただけると思います!!。
なんの権威もございませんが・・・、おめでとうございます!!!!!!!!!。
よし、やりきったぞ!!。
あらためて今年は、ここ数年来の個人的本業状況の激変によりなかなか缶コーヒー趣味に時間を割けなかったり、重ねて、例年に比べ缶コーヒー界を取り巻く状況がなんとなく寂しかったりで、なんだかもやもやした1年でございまして・・・。
故に、以前から遊びに来てくださっている方々はもちろん、Abema TV 違う de showに出演させていただいて以降、新たに遊びに来てくださるようになった方々に対して、あまりご満足いただけるものをお届けできなかったことがとてつもなく悔やまれます・・・。
ただ、2017年後半から徐々に往年までは行かないものの、缶コーヒー界は勢いを取り戻してきた感があり、かつ、個人的本業の方もなんらかのペースを見つけつつある感じもするので・・・。2018年は、より皆様にお楽しみいただけるものをお届けできるよう、さらなる精進をしたいと思います^^。
今年も大変お世話になりました。また、来年も変わらぬご愛顧のほどなにとぞよろしくお願いいたします!!。
それでは、よいお年を!!。
2016年版 / 2015年版 / 2014年版 / 2013年版 / 2012年版 / 2011年版 / 2010年版 / 2009年版 / 2008年版 / 2007年版
関連あるかも?
新規登録
10月12日のツイート
10月12日のツイート
8月10日のツイート
8月10日のツイート
ドトールコーヒー DOUTOR オリジナルブレンド 微糖 コーヒーの匠 ( 4,640 ) ★★☆☆☆
★★☆☆☆ 全体を見ても珍しいのに、しかも、個人的記憶を辿っても思い浮かばないドトールコーヒーのショート缶新製品!!。 むしろ「なぜに今?」ってほうが気になってしかたありませんが、まあ、きっと知る由もないでしょう。 …