★★★☆☆
なぜかすっかり試飲済みな気がしていたけど、まだでしたね。
Twitterでお世話になっているジョソブル男爵さんに、見逃せない仕様変更があるため客観的意見をとのご依頼をいただきまして。意外に入手難易度の高い今作。まだまだ先かなと思いきや、先日行って来た「中古タイヤ市場 相模原店 自販機コーナー」にてあっさり入手。まだ、若干二の足を踏みつつも、これも定めかと。そしてやはりUCCのミルクコーヒーを避けることは缶コーヒーの歴史に背くことだよな…とかなんとかつかない格好をつけつつ…、始めましょう。
うーん…。
まず、大前提として直前に飲んだのが世紀の大傑作!!であり、さらに言うと、個人的には間違いなく缶コーヒー史に残る、同じUCCで、しかも同系統に限りなく近いBEANS & ROASTERS 贅沢カフェオレだったのでね。例え缶コーヒー界屈指の大名跡である今作を持ってしても、さすがに相当分が悪かったであろうことは先に申し上げておきます。
気持ちミルク感が後退する替わりに甘さが前面に出てきた印象はあって、「ミルクコーヒー」を名乗るのは若干怪しい気がしないでもないですけどね。とは言え、その歴史に例え微細でもヒビを入れかねないような危険なものではないと感じます。
ただ、今作に限らず、これだけのロングセラー商品になると、変える変えないに関わらず、むしろ新商品より時間や手間をかけているはずで、その中のある一点で個人的になんか合わないなと言うことは多分にあるかもしれませんね。
しかし、こう言ったロングセラーの検討会議、一回見てみたいものですね。聞いているだけでも、さぞやヒリヒリするだろうな…。ヘタなホラーより、よっぽど心臓に悪そう…。
閑話休題
特に今作関しては、比較的歴史が短い缶コーヒーであるとは言えその中では歴史が長く約半世紀。特に子供の頃に出会った方は歳による嗜好の違いがあるでしょうし、当時30歳、40歳くらいが最高かな?、大人だった方を含めても、正直ろくなライバルが居なかったでしょうから、相対的にその地位は上がるでしょう。さらには「思い出は美化される」って面も多分にあるはずですからもう、倍、倍、さらに倍って感じ。
故に、ロングセラー商品は、ライバル云々よりむしろ、自己の過去との戦いって部分が大きいのだろうと想像しますね。そして、それは当然、伝統を守ると言うモチベーションはあるのでしょうけど、正直、一会社員としてそれだけで持続することはなかなかに難しいはず。大事なことは十分わかる、わかるけど。でもやはり、その過酷さに対してある意味明確な結果、例えば売上が飛躍的に上がるとか、今以上に知名度が高まるってことはね、ないとは言い切れないけど、実際はかなりの低確率でしょうから。やはり目に見える評価は受けにくいのに、荷だけはどんどん重くなっていくと言う葛藤はあるんだろうな、それっはそれはキツイなと、心中お察しして余りある…。
ちょっと話が堅くなり過ぎましたね。
そう言えば、缶コーヒー史の最初期に燦然と輝く開拓者の3本をそれぞれルーツに持つ…あ、ルーツって、んんん…泣、あの、今作、ポッカの顔缶、そしてダイドーブレンドの中で、今作は、こと東日本では流通面ほか諸々桁違いに弱いですよね。他の2本は基本どこでだってほぼ好きな時に入手できるのに比べてね、どうです?、東日本のご同輩。
まあ、関西限定商品とかを見るにミルク、砂糖たっぷり系は露骨に西高東低ですからね。自他ともに頂点であり続けようとする今作が西に傾くのも…実際の売上はわかりませんが…むべなるかなと考えます。ただ、自分もそうですが、東にも少なからずいると予想するんですけどね…。まあ、メーカーさんの事ですから、明確なマーケティングの結果なんでしょうけど…。
すいません。毎度のことではありますが、またこんな長さになってしまいましたので、そろそろ、今作についてまとめると…。
伝統をそれぞれの時代に合わせていくと言うことについては、完全に成功しているけれども。自動車で言うとクラウンの様に、どの層を目指したら良いのか。現状維持するため今のユーザー層の方に向くと若い方には受け入れられず、反対に若い方を取り込もうとすれば現在のユーザー層にそっぽを向かれる。ましてや両方をなんて欲張ると、どちらにもそっぽをむかれると言う悪循環で、最早どこを向いたら良いのかわからないって状況に陥っているのかなと想像しますが、いかがでしょう。
とは言え、多少は落ちてきたとは言えな未だお缶コーヒーとして最高のアイコンの一つですからね。
そうではない事を心から願いますよ、本当に…。
では、また。
UCC
MILK
COFFEE
SINCE 1969
UCC:The pioneer maker of the canned liquid coffee in Japan. Come on, and enjoy its original taste.
種類別 乳飲料
UCCミルクコーヒーは、世界初のミルク入り缶コーヒーとして1969年に誕生いたしました。
子供から大人まで愛され続けているロングセラーブランドです。
国産
スチール
あきかんはリサイクル
UCCホームページ https://www.ucc.co.jp/
・開缶後はすぐにお飲みください。
種類別名称:乳飲料
商品名:ミルクコーヒー
無脂乳固形分:4.1%
乳脂肪分:0.6%
原材料名:砂糖、牛乳、脱脂粉乳、コーヒー、全粉乳 / 乳化剤
内容量:250g
製造所所在地:兵庫県たつの市揖保町揖保中220-1
製造者:ユーシーシー上島珈琲株式会社 兵庫飲料工場
JANコード:4 901201 133213
栄養成分表示(100gあたり)
熱量 41kcal
たんぱく質 1.6g
脂質 0.7g
炭水化物 7.1g
食塩相当量 0.10~0.18g
登録日:2020年11月21日
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