大変大変ご無沙汰をしてしまっております・・・
そう、この度、念願の畑・・・、永田農法的にはむしろ好都合な「畑」ができそうな場所を持つことができたので満を持し・・・ってほどではないですが、再開しようと思います^^。
6畳くらいだったかな?、元プレハブを撤去した後の場所です。
土は、むしろ見事になんの変哲もない赤土ほぼほぼ100%と思われます。
そうなんです。冒頭に書いたようにこここそ重要なポイント。永田農法は、一般的に良いとされている肥沃な土はむしろ必要なし、肥料はこちらでコントロールすると言うのが肝の一つですから、この方が好都合となるわけです。
さえに言うなら、一般的に「畑」として使われてきた場所は、有機にしろなんにしろ「肥えた」状態になってしまっているため、むしろこここそ残された希望と言うべきか、貴重な場所と言っても良いのかもしれません^^。
と言うことで、初日はとりあえず「ケイサンカルシウム」をまき終了。
当初、赤土をさらに追加して畝を作ろうと思ったのですが・・・、安すぎるのかな?、近所の、ここに行けばなんとかなると日頃信頼しているホームセンターでは売っておらず。ならばとネットで調べたところ、あるにはあったのですが、10kg300円、1立米(約1トン)で3,000円と、10kg買うには躊躇する価格設定だけど、さすがに1立米もいらないでしょうってことで・・・。
完全に間違っているとは自覚しつつ・・・、とにかく、ケイサンカルシウムと混ぜながら、真ん中を掘り両サイドに山を作ると言う形にしてみました。
しかし、腰にきた・・・。
あ、そうそう。知り合いに、人でも埋めるのかと指摘されましたよ。おそらく空からしか見えない場所なため、なおさら・・・^^;。
そんなこんなで作った自称「畝」にマルチシートをかけ、ゴロゴロ転がっていて数には困らなかった石ころで押さえて2日目終了。
いよいよ苗を購入!!。
今回は季節柄葉ものばかり。買ってきたのは「白菜」×4、後は1つずつで「小松菜」、「広巾ニラ」、「春菊」です。
それでは、ここからが永田農法的ハイライト!?。植えるまでの、これぞと言うべき特徴的儀式を、僭越ながらザッと説明させていただきます。
まず、ポッドから取り出し。できるだけ土をきれいさっぱり洗ってしまいます。
と、これだけでも「常識的」にはとんでもないことなのですがさらに衝撃的展開が・・・!!。
なんと、明確になんcmとかはないのですが、自分の場合、三分の一ほど切ってしまうのです!!。
一見、奇をてらった単なる蛮行としか思えない行為なのですが・・・、実はすべて一貫してしっかりとした永田農法的理論に基づくもの。まず「根を洗う」のは、先に書いた「肥沃な土地はむしろ無用」と同様、土にたっぷりと含まれている、一般農法では良しとされている「肥料」を排除するため。「根を切る」のは、後述する「液肥」をよりたくさん吸わせるよう、理想とされている土の表面に広く細かい根が這った状態にするべく発根を促すためとなっており。いずれも、吸収の早い「液肥」を、過多にならないようコントロールしながら、必要なときに必要なだけ与えるべく一旦リセットすると言う考え方を実践するための、ちゃんと考えられたセッティングとなるわけなのです。
かぶせておいたマルチシートに苗を植える分だけ穴を開け・・・。
すいません。一気にやってしまったため途中経過の写真はありません^^;。
両サイドもう一株ずつ植えられそうですが・・・。
ちなみにこの段階での注意点は、植える際、横に広がるよう根をできるだけ平らな状態にすることです。
植え終わったら根元に液肥をあげていきます。
液肥は、永田農法で使われることの多い「住友液肥」を今回も使用。今回は葉ものばかりなので「葉もの用」を約500倍に薄めたもの10リットルを7株にあげ初期作業終了です。
この後は、野菜の状態や、雨の降り具合を勘案しながらも、基本週1回住友液肥をあげていくのが主な作業となります。
ちなみに、プランターでは液肥のほかに必要だった「水やり」は、よっぽどのことがない限りは不要とのことです。
あとは、葉ものなので「虫」対策が必要になってくるのかな?。これまでの経験上、ほぼ青虫等に、それはもうバリバリとやられてるからね・・・。
まあ、この辺は様子を見ながら考えましょう^^。
と言うとこで一発目はここまで!!。諸事情にて、以前のように毎日とはいきませんが、引き続きよろしくお願い申し上げます^^。